大山登りました。

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あさ車で向かってるところです。

寒い。

ところどころ白い雪が残ってるみたいだが、まあ登山道にはないだろうと思ってた。

駐車場着いて準備して係りのおじさんに雪大丈夫か聞いたらアイゼン持ってきてればいいって言われたけど、嫁ちゃんも俺もアイゼンがなんのことかわからなかったしまあいいかっつって階段登りはじめた。



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ケーブルカーで神社まで登ります。

駅までの階段の脇にお土産屋さん街が連なってて、早朝から開いてたけど平日に行ったからガラガラだった。階段長くて地味に辛い。


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そしてケーブルカー降りた後も階段。

辛かったけどあんま焦りはしなかった。いつもよりかなり早め行動出来てたから、まあゆっくり行けばいいさ、と。


しばらくして神社の本殿みたいなとこ着いてお参りしてから、お社のわきにある超急勾配の石階段から登山道スタート。

しょぱなからこの階段が怖かった。城の階段かってくらいの角度だったし長いから転げたら死ぬなっていう。



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しばらく行くと夫婦杉があったからここで少し休憩。

よっしゃと本格的な山みちを登りはじめたところ、ほどなくして雪みちに。



余裕コイてたからスニーカーですけど。。

でもまあ多少雪あっても大丈夫だろうってことで登山続行するも、行けば行くほど雪深いみちになっていって挙句には氷道。

気がつけばもう引き返す方が危ないところまできてしまったのでゼエハア言いながら登り続けること約2時間ほど。



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頂上来たー。(周りにいる人たちはほとんど完全武装の雪山装備でした)


だけどゆっくりと楽しむ余裕はない。

なぜなら帰り道は雪山の下りが待ち受けていて、スニーカー登山者でアイゼンが何か知らなかったくらいの我々がライトなど持参しているわけがないからだ。


ご飯を食べても午後1時だからすぐ出れば少し余裕持って降りられるはず。

そそくさと頂上を出発するもすぐ雪道。しかも登りより確実に深い。。

氷もあるしまともに歩くのは完全に無理に。

木の枝につかまりながらなんとか降りて行くが、嫁ちゃんは速攻転びそうになってレインウェアを着こんでおしりで滑り降りる作戦に。

危ないしとにかくヤバイ。10mすすむのに15分くらいかかるし、リアルに遭難する可能性がある。


それでも決死の覚悟で降りて行くとだんだん氷が少なくなってきて雪道ばかりに。

滑る恐怖が減っただけでかなり安堵した

のもつかの間、我々にあらたな難関が待ち受けていた。


泥。

雪が溶けて登山道が泥道になり、はまると足が抜けなくなりそうなくらいになってる。


せめてトレッキングシューズはいてれば泥だけならどうってことないけど、生憎我々はただのスニーカー。

しかも午前中の日当たりで溶けた?と思われるので日陰道の泥は尋常じゃないくらい冷たい。


足が少しでもはまると水が入ってしまってダメになりそうだから、ここでも我々は道無き道をあえてえらんで進まなければいけなかった。


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お分かりいただけるだろうか。こんな感じ。



木の上を歩いたり泥の間の石をぴょんぴょん飛んだりして必死のおもいで3、4時間ほどかけてなんとか下山した。。


マジで死ぬかと思った。。。

登山道がほぼ終わりかけた頃に雪降ってきたしグズグズしてたらマジでヤバかった。



帰りのケーブルカーの駅。

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駅のお荷物預かりサービスの、注意書き

『お預かりできないものー死体』



冗談じゃないよ、とほほ。。。